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![]() 横井 達也
テキスタイルプランナー テキスタイルのデザイン、企画、デザイナーへのコンサルティングまで行う万能プランナー。テキスタイルメーカー勤務後、アパレルデザイナーに転身。フリー独立後は自身のブランドで個展も開催。そのオールマイティーな知識に多くのデザイナーが信頼を寄せている。本年頭にミラノやパリで生地を買い付け、ヨーロッパのトレンドを吸収して帰国。今後はアジア諸国へ出かけたり、日本国内の生地産地を巡って日本ならではの生産・加工技術を探索する予定。 ![]() 竹内 愛
TSDショップスタッフ 瀧定大阪株式会社にて、インディーズ系のブランドを中心に2年半営業を担当。トレンドの流れをいち早く察知するアンテナを磨く。その後東京に移り、現在はTSD店頭で接客する毎日。TSD特有の販売システムを分かりやすく説明するだけでなく、スタッフの立場からよりよく改善すべくシステムのスキルアップに努力。システム構築・管理の側からクリエーター&ショップを支える頼もしい存在。 |
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竹内:私は、色がキレイな『マベロ』を選びました。ネーミングは横井さんですね?
横井:そう。これもオリジナルのプリント生地ですよ。
竹内:マーブル模様は、子どもの頃にやった墨流し、絵の具流しとまったく同じ方法だと聞きましたが。
横井:着物や帯の染色をしている京都の職人さんの技です。3.8mの業務用の水槽に顔料を垂らし、職人さんの経験と勘でマーブルを描いていく。もちろん僕も立ち会ったけど、もっとクルクルして、もっとマーブルを長〜く、と、自由自在なだけにお互いの感性を戦わせましたね(笑)。通常のプリントと違って仕上がり図がないから、ぶっつけ本番なんですよ。
竹内:一枚として同じ柄がないってことですね、すごくロマンティック!もう一つ面白いのは、オパール加工(※4)が普通とは違い、完全に溶け切っていない風合いがステキ。
横井:そうそう!これまた、クラッシュベルベット(※5)を抜き切らないようにするオパール加工は難しいんですよ。
竹内:かなりこだわった、手間隙かけたテキスタイルなんですね。
横井:マーブルの染色も、表から、裏からと、何通りも試しました。色を流す順番によっても違うものができるしね。
竹内:偶然の産物の美しさ、ですか?
横井:その偶然を偶然でなくすのが職人の腕なんだよね。人の手で作る生地だから高価ではあるけれど、付加価値はかなり高い。これからもどんどん展開していきたいです。
竹内:コートの裏地とか、飾り用の部分使いとか、もったいない使い方が返って強烈な個性をアピールしそう。セクシーなホルターネックのワンピースもアリ!かな(笑)。
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横井:JFWでは、今回紹介したようなTSD提案型テキスタイルに共鳴してくれたデザイナーさんたちの作品が登場しました。生地先行のコラボレーションだから、デザイナーが違えば、同じ生地もまったくイメージや表情を変えるということがよくわかりましたよね。
竹内:使いこなすのが難しい生地だからこそ、デザイナーも面白がってチャレンジしてくださったようですよ。また、オリジナルのテキスタイルを見せることは、日本の優れた加工技術を紹介することにもなるんですね。
横井:TSDの一番の特徴は、オン・トレンド1000素材。あらゆるテキスタイルが色展開も豊富に揃っているわけだけど、ここにしかない一点もの、希少価値の生地もある、ということをこれからも発信していきたい。開発を任されている身としては、”TSDはいつ見ても面白い!”が信条です。
竹内:JFWでも、どんな用途にも応じるテキスタイル・バリエーションと便利な注文システム、そして、希少価値の最新生地、という二本柱を感じてもらえたと思います。
横井:オン・トレンドと、TSDのアイデンティティ。二つの顔でこれからもお待ちしています。
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